(2)G13をつくる
これもよく使われるコードのG13(Gサーティーンス)を覚えましょう。正しくはG7(13)(Gセブンス・サーティーンス)ですが、セブンスは共通しているので省略して単に13(サーティーンス)だけを付けて表記しています。
どうやって作るか簡単にいうと、G7(Gセブンス)に13thをテンションとして付け加えればいいわけです。先ほどと同様、Gから始めます。
基本となるGのコード(図1)を押さえます。

基本形
G
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これが基本形のGです。
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4弦5フレットを押さえていた小指を離してしまいます。そうするとG7(図2)になります。

G7
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これもよく使うコードですよね。
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ここに2弦5フレットを付け加えます。そうするとG13(図3)になります。

G13
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離した小指で押さえるだけです。
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前回のGM7と同様、もっと簡単に押さえることにしましょう。6弦ルートだから、5弦と1弦は弾かないで、6弦と残りの4・3・2弦だけを弾けばいいわけです。そうすると図4のように簡単になります。

G13
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簡単になりましたが、私は個人的に押さえにくいので下の図5のようにセーハして押さえています。
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G13
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これでもOKですよ。5弦と1弦は弾きません。
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(3)G7b13に変形
G13(図4)の2弦5フレットを半音下げて4フレットにするとG7b13(Gセブンス・フラットサーティーンス)になります。

G7b13
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これはセーハしない方が押さえやすい。13thの変わりにb13th(フラットサーティーンス)をテンションとして加えた形です。
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