テンションコード普及委員会

ポジションの覚え方

実践編

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コード・ポジションの覚え方(4)

●ルート音をCからGへ変える

 前のページの「覚え方(3)」に出てきたコードをさらにくずし、ルート音をCからGにしてみましょう。方法は簡単です。5弦3フレットのCを6弦3フレットのGに変えるだけです。同一フレット上ですので、そんなに難しくはないと思います。

 ボサノバなどでは、よくルート音を5弦→6弦→5弦→6弦・・・と交互に弾くことで、ベースに変化をもたせたりします。詳しくは実践編で。

 

・図1 Gm6(Gマイナーシックスス)
    基本形のC9のルートをGに変えただけです。

・図2 Gm6#5(Gマイナーシックスス・シャープフィフス)
    C7#9のルートをGに変える。

・図3 Gdim7(Gディミニッシュセブンス)
    C7b9のルートをGに変える。

・図4 G6(Gシックスス)
    CM9・Cmaj9・C△9のルートをGに変える。

・図5 G6sus2(Gシックスス・サスペンデッドセカンド)
    C6add9のルートをGに変える。

・図6 Gm7(Gマイナーセブンス)
    C9sus4のルートをGに変える。Gm7は3フレットをセーハして5弦5フレットを押さえる押さえ方が一般的ですが、5弦は弾かないのでこのような押さえ方になります。

・図7 Cm9/G(Cm9オンG)
    これは分数コードで記述した方が分かりやすい。G5add#5add#9やGm#5add12あるいはGm#5add5とも書けるけど、ややこしすぎるので。

・図8 Gm(#5)(Gマイナーシャープフィフス)
    Cm7からの変形です。

C9

Gm6

C7#9

Gm6#5

C7b9

Gdim7

CM9
Cmaj9
C△9

G6

C6add9

G6sus2

C9sus4

1弦と6弦は弾かない。

Gm7

1弦と5弦は弾かない。

Cm9

Cm9/G

Cm7

Gm(#5)

 ルート音をCからGに変えるだけですが、コードのニュアンスが変わってきます。これらもよく使われるので、形を覚えてしまいましょう。

 前ページの「覚え方3」でやったのと同様、Gm6を基本形にして半音づつ動かす練習をパターン(1)からパターン(3)までしてみましょう。

  

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