テンションコード普及委員会

ポジションの覚え方

実践編

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実際の曲を使った実践編(2)

(注)以下のコード譜につきましては、あくまでも私の「耳コピー」によるものですので、必ずしも原曲どおりの正確なコードを記載しているわけではありません。

●ボサノバ特有のノリを心がけて

 次は、「徹子の部屋」にゲスト出演した小野リサさんの演奏で、ボサノバの「小舟」です。

 演奏のポイントは、ベース音(ルート音)を5弦→6弦→5弦→・・・と交互に弾くところです。また、ボサノバ特有の次のコードを先に食う(先走って弾く)弾き方をすることでグッとボサノバらしくなります。アンティシペーションといいます。ただし、ベースのリズムは一定に保つことが重要で、これは原曲をよく聴いて感覚をつかんでください。

(2)課題曲No.2

 player : 小野リサ
 title : 小舟 O Barquinho

 

イントロ

D#△9   A#6

[x 6 5 7 6 x][6 x 5 7 6 x]

D#△9   A#6

[x 6 5 7 6 x][6 x 5 7 6 x]

G#13

[4 x 4 5 6 x]

G#13

[4 x 4 5 6 x]

基本パターン

D#△9   A#6

[x 6 5 7 6 x][6 x 5 7 6 x]

D#△9   A#6

[x 6 5 7 6 x][6 x 5 7 6 x]

Am7

[5 x 5 5 5 x]

D9

[x 5 4 5 5 x]

C#△9   G#6

[x 4 3 5 4 x][4 x 3 5 4 x]

C#△9   G#6

[x 4 3 5 4 x][4 x 3 5 4 x]

Gm7

[3 x 3 3 3 x]

C9

[x 3 2 3 3 x]

B△9   F#6

[x 2 1 3 2 x][2 x 1 3 2 x]

B△9   F#6

[x 2 1 3 2 x][2 x 1 3 2 x]

Fm7(セーハで)

[1 x 1 1 1 x]

A#7(b9)

[x 1 0 1 0 x]

Gm7

[3 x 3 3 3 x]

C7(b9)(セーハで)

[x 3 2 3 2 x]

Fm7(セーハで)

[1 x 1 1 1 x]

A#7b9

[x 1 0 1 0 x]

エンディング

D#△9   A#6

[x 6 5 7 6 x][6 x 5 7 6 x]

G△7

[3 x 4 4 3 x]

C9

[x 3 2 3 3 x]

G△7

[3 x 4 4 3 x]

C9(ゆっくり)

[x 3 2 3 3 x]

最後

B△9(アルペジオで)

[x 2 1 3 2 x]

B△9

[x 2 1 3 2 x]

 どうですか?同じパターンで段々と降下していくコード進行です。降下していくと最後に0フレットで行き止まりになりますが、0フレットすなわち開放弦を鳴らすということは、つまり『ギターに0フレットをセーハしてもらっている。』と考えればいいわけです。人差し指でセーハする代わりに、ナットがセーハしてくれているんですね。

  

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